
no-ma's Feature vol.4 -coxco-
2021.06.17
ブランドのストーリーを紐解く「no-ma's Feature」。「no-ma」ポップアップイベントに参加してくださった魅力溢れるD2Cブランドの誕生秘話から商品に込められた想いをご紹介。
INDEX
- coxcoが生まれた背景、ブランドに込めた想いとは?
- 服のかたちをしたメディア”というコンセプトについて教えてください
- アパレルに注目した理由は?
- ほかのアパレルブランドにはない、coxcoだけの魅力とは?
- coxcoの1つ1つのプロダクトに込めた想いとは?
- シーズンのテーマの決め方について教えてください。
- 社会課題について、注目しているテーマは?
- 商品開発時に難航した点、苦労したことは?
- coxco立ち上げから今までで、印象深かった出来事は?
- coxcoをやっていて一番嬉しい瞬間は?
- coxcoのアイテムで西側さんがオススメする着こなし方はありますか?
- ブランドの今後の展望、新シリーズの展開予定があれば教えてください!
- もし、注目しているD2Cブランドがあれば教えてください
- ユーザーさんに何かメッセージがあればぜひ
- 新コレクション「#STANDARD」
第4回目は、服のかたちをした「メディア」”coxco”。倉庫に眠っている上質な残布をアップサイクルするなど、コレクション毎にファッション産業が抱える課題にフォーカスし、ファッションを通してその問題解決に挑戦しています。4月にno-maで開催したサスティナブルPOPUP出展の際は、coxcoのプロダクトを通して環境問題に関心を持つ方の熱量を肌で感じました。
今回は、株式会社coxco代表であり、ファッションを通して持続可能な社会づくりを目指すNPO法人「DEAR ME」代表も務める西側愛弓さんにお話しを伺いました。
今回は、株式会社coxco代表であり、ファッションを通して持続可能な社会づくりを目指すNPO法人「DEAR ME」代表も務める西側愛弓さんにお話しを伺いました。
coxcoが生まれた背景、ブランドに込めた想いとは?
西側 愛弓さん(以下、西側さん) 20歳から就職後も、フィリピンでファッションを軸とした社会活動をしてきました。活動を通して感じたことは、社会貢献活動は重要だけど、それだけでは何も社会は変わらないということ。社会が変化するには、社会貢献活動とビジネスの両軸が重要だと考え、coxcoという会社を立ち上げました。「ファッションで社会課題を解決するを理念に掲げ、社名と同じく”coxco”というブランドを運営しています。
ブランド名には、”co-creation(共創)”と”communication”という言葉をかけていて、より良い社会を皆で共創していくコミュニケーションを生み出したいと、想いを込めました
ブランド名には、”co-creation(共創)”と”communication”という言葉をかけていて、より良い社会を皆で共創していくコミュニケーションを生み出したいと、想いを込めました
服のかたちをしたメディア”というコンセプトについて教えてください
西側さん 様々な社会課題をテーマに「服のかたちをしたメディア」として、テーマに基づきながら服やジュエリーを作っています。これまでは、国内で年間100万トンの衣類が廃棄されている「廃棄衣料」や、世界で年間500万トン廃棄されている「廃棄残布」、海洋汚染等で採れなくなっている「真珠養殖被害」などの課題をテーマに商品製作を行ってきました。
プロダクトを通して様々な社会課題を伝え、coxcoを身につけてもらうことで消費者の方達と一緒に課題解決に向けたアクションを踏みたいと考えています。
プロダクトを通して様々な社会課題を伝え、coxcoを身につけてもらうことで消費者の方達と一緒に課題解決に向けたアクションを踏みたいと考えています。
アパレルに注目した理由は?
西側さん 入り口は私が元々ファッションが好きだったからなのですが、ファッション産業に様々な社会課題があることを知り取り組みたいと思いました。
ほかのアパレルブランドにはない、coxcoだけの魅力とは?
西側さん 社会性やサスティナブルにはかなりこだわってモノづくりをしています。
coxcoの1つ1つのプロダクトに込めた想いとは?
西側さん 社会性がありながらも、ファッションとしても楽しめることを意識しています。そして、お客様が10年後もその先も着たいと思ってもらえるようにと、1つ1つのプロダクトへ想いを込めて作っています。
シーズンのテーマの決め方について教えてください。
西側さん ネットやメディアで社会課題に関するリサーチし、また連携している企業へヒアリングしてテーマを決めています。
社会課題について、注目しているテーマは?
西側さん フラワーロス、労働問題、貧困などに注目しています。
商品開発時に難航した点、苦労したことは?
西側さん アパレル未経験で起業も経験がなかったので、物のつくり方もキャッシュフローも全然分からなかったことが大変でした。
coxco立ち上げから今までで、印象深かった出来事は?
西側さん あるお客様とのエピソードで、“coxcoの服が売り切れで買えなくて残念な気持ちでいたところ、彼がサプライズで買ってプレゼントしてた思い出のブランドで、大切な一着になった”というご連絡をいただいたことです。
その方とは今、お友達にならせていただいてお茶したり、POPUPにも来てくださっています。この方との出会いとエピソードは、すごく印象に残っています。
その方とは今、お友達にならせていただいてお茶したり、POPUPにも来てくださっています。この方との出会いとエピソードは、すごく印象に残っています。
coxcoをやっていて一番嬉しい瞬間は?
西側さん お客様や生産者の方みなさんに、喜んでいただけたときです。
coxcoのアイテムで西側さんがオススメする着こなし方はありますか?
西側さん カラーレスシャツはボタンを2〜3個と少し大胆目に開けて、少し抜き襟にして抜け感を出すのがおすすめです!
ブランドの今後の展望、新シリーズの展開予定があれば教えてください!
西側さん 現在、フィリピンに「coxco Lab(ココラボ)」というファッションスクールを作ろうとしており、将来的にcoxcoのブランドでcoxco Labの卒業生を雇用するなどして、ファッションを通した教育・雇用機会を創出して貧困や教育問題にも取り組んでいきたいです。
また、7月から新コレクション「#STANDARD」ラインをスタートしました。”1年後”もまた着たいと思える服、週の半分くらい活躍する服として長く一緒にいて欲しいです。
また、7月から新コレクション「#STANDARD」ラインをスタートしました。”1年後”もまた着たいと思える服、週の半分くらい活躍する服として長く一緒にいて欲しいです。
もし、注目しているD2Cブランドがあれば教えてください
西側さん ユーザーとして「Greenspoon」や、オーガニック抹茶の「MATHA HEAVEN」など、食系ブランドに興味があります!
ユーザーさんに何かメッセージがあればぜひ
西側さん いつもcoxcoを応援してくださっている皆さま、初めましての皆さまこんにちは、coxcoの西側と申します。
coxcoは今後も、自分にも社会にも優しくて愛を感じれるようなブランドを目指してこれからも頑張っていきます。今年はオフラインの機会も増やしていく予定なので、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
coxcoは今後も、自分にも社会にも優しくて愛を感じれるようなブランドを目指してこれからも頑張っていきます。今年はオフラインの機会も増やしていく予定なので、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
新コレクション「#STANDARD」
とっておきの、スタンダード。
Information
ブランド名 | coxco |
公式オンラインストア | https://coxco-official.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/coxco_official/?hl=ja |