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世界では9人に1人が栄養不足……「フードロス問題」とは?家庭でできる対策、お得な通販サイトも紹介

世界では9人に1人が栄養不足……「フードロス問題」とは?家庭でできる対策、お得な通販サイトも紹介

2021.04.30

フードロスとは、まだ食べられる食材を捨ててしまうことを言い、国内外で問題になっています。日本では食べることに困っている人は少ないですが、世界では9人に1人が栄養不足の状態です。この世界における食の不均衡から、フードロスについて家庭で取り組める対策について紹介していきます。

フードロス問題とは

まだ食べられる食材を捨ててしまうことをフードロスと呼びます。日本では、毎年612万トン(農林水産省2017年度推計値)の食べられる食材が捨てられていると言われ、国民1人当たり約48キロ、毎日お茶碗約1杯分の食料を捨てている計算です。ここでは、フードロスについて詳しく説明します。

フードロスの意味

フードロスとは、まだ食べられる食材を捨ててしまうことで、食品ロスとも言います。捨てられる食材すべてを言うのではなく、食べられるのに捨てられる食材についてのみフードロスという言葉を使います。一方、腐ってしまったなどの食べることができない食材は、食品廃棄です。フードロスはお店や加工業社から出る「事業系」と、家庭ゴミから出る「家庭系」の2種類に分類できます。

フードロス発生の原因

生鮮品など生産過程でのキズ等で出荷できなかったり、加工の際に使われなかったりしたものは消費者へ届かず、事業系フードロスとして廃棄されます。一方家庭からは、食べ残しや野菜などの無駄な切り方・賞味期限切れなどの理由で、フードロスが出ています。

フードロスは地球規模の課題

日本におけるフードロスの問題は、食糧自体が足りていない状況なのに、捨てられていることです。諸外国でも、食品廃棄物を減らす取り組みがされ、国連ではSDGsにも掲げられるほど食の不均衡が大きな問題になっています。ここから、日本と世界の課題について解説します。

日本での問題

日本の食糧自給率は、約40パーセントで自国で食糧が賄えていない状況です。フードロスが減れば、日本の食糧自給率が上がると言われています。それは、国内の食材を無駄なく使うことで、輸入に頼る部分が減るからです。また、食糧が足りていないのに、捨てているのは矛盾していると問題にもなっています。
廃棄された食材の処分費用は税金から賄われているため、無駄な食品ゴミには余分に税金が使われているのです。また、食品の価格にも、廃棄コストが上乗せされています。捨てる量が減れば、廃棄コストを減らすことができ、食品の価格も下げることが可能です。

日本政府の取り組み

日本では、フードロス対策として、以下の法整備をしています。
・食品リサイクル法:食品関連事業者に関する法律。食品リサイクルについての概要や仕組みを定めている
・食品ロス削減推進法:国・自治体・事業者・消費者が主体的に課題に取り組むよう定めた法律
・NO-FOODLOSS PROJECT:食品ロス削減国民運動のロゴマーク「ろすのん」
・フードバンク:余ってしまった食材を、食事に困っている人へ届ける活動
特に最近では、レストランや食品通販会社から寄付をするフードバンク活動が活発になっています。

諸外国のフードロス問題と取り組み【SDGs】

実は、フードロスは環境問題にも直結します。野菜や家畜を育てるには、大量の飼料や水などの確保が必要です。また、輸送するのにも車や船などの燃料になる石油等のエネルギーも大量に必要です。食材が私達の手元に届くまでには、大量の資源が使われているため、食材を捨てることは、そうした資源も無駄にする行為となります。
また、世界では、年間13億トンもの量の食品廃棄物が出てる一方で、栄養不足の人口は約8億500万人と世界人口の9人に1人が満足な食事をすることができずにいます。これが食の不均衡として問題になっているのです。国連は、SDGs(持続可能な開発目標)12.3で「小売・消費段階での世界全体の1人当たり食品廃棄物を半減させ、収穫後の損失を含めた製造・供給チェーン全体で食品ロスを半減する」ことを目標として掲げています。

家庭でできるフードロス対策

フードロス対策は、事業者のみでなく、普段食事をする家庭内でもできることがあります。日常の中で、食材を買いすぎたり、料理を作りすぎたりすることもあるでしょう。そうした場合には、無駄にしない工夫が重要です。外食時にも気を付けるポイントがあるので、紹介します。

適量を購入・調理する

買い物に行く前に冷蔵庫の中をチェックして、食材を買い過ぎないようにしましょう。また料理をするときは、作りすぎに注意し、作りすぎてしまったら捨てるのではなく、リメイクするなど工夫してください。保存している食材の賞味期限に注意し、冷凍などの保存方法も利用すれば無駄のない工夫が可能です。

外食時は注文しすぎない

外食時は、食べられる分だけを注文し、残さず食べるようにしましょう。食べきれなかったときには、残った分を持ち帰るなど、料理を無駄にしないことを意識すると良いですね。

3010運動を取り入れる

3010運動は、宴会などでの大人数の席の場で、「開始から30分間は席を立たずに料理を楽しみ、最後の10分間では席に戻り、残りの料理を楽しみましょう」という運動です。宴会などでは、つい話し込んでしまい、料理に手を付ける時間がなくなってしまうことがあります。宴会料理も残さないように食べる工夫をしましょう。

野菜は無駄なく使う

料理をするとき、捨ててしまいがちな野菜の根っこや皮も無駄なく使うことで、まだ食べられる部分の廃棄を防げます。以下に、普段は捨ててしまいがちな食べられる野菜の部位を紹介します。
例えば、ほうれん草や小松菜の根は、土を落として一緒に火を通すと食べられます。ニンジンやゴボウなどの根菜類は、泥を落として皮ごと調理するようにすると良いでしょう。大根の葉やブロッコリーの茎の部分は、細かく刻んで使います。普段捨ててしまっている根っこや皮には栄養が豊富なものも多いので、しっかり火を通したり、細かく刻んだりして無駄なく食材を使う工夫をしてくださいね。

フードロス対策になるお得な通販サイト

フードロス削減への取り組みとして、さまざまな通販サイトが誕生しています。まだ食べられる食材を割安価格で販売しているので、家計にも優しく、食材も無駄になりません。各通販業者は、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいるので、信頼性も高いです。お得に食材が購入できるサイトを、ぜひチェックしてみてくださいね。

青果日和

こちらのサイトでは、傷が付いた野菜など、店頭に並びにくいものを加工するなど、積極的に再活用しています。月に2回、15品目以上の質の良い青果が自宅に直接届くシステムで、商品はチルド発送されるので鮮度も良く、オリジナルレシピも付いており、献立に困ることがありません。

豊洲市場ドットコム

新鮮な食材が集まる豊洲市場も、フードロス削減の取り組みのための通販を行っています。このサイトでは、豊洲市場に入荷する旬の食材を購入できますよ。

KURASASHI(クラダシ)

KURASASHIは、フードロス削減の賛同メーカーから出される、協賛価格の商品を販売している通販サイトです。商品によっては、最大97パーセントオフのものもあります。また、売上の3~5パーセントを社会貢献活動団体へ寄付する制度が組み込まれているので、購入するたびに社会貢献できる仕組みです。

ロスゼロ

ロスゼロもフードロス削減を目的とした、まだ食べられる商品のフードシェアリングサイトです。 美味しいスイーツが主力ですが、他の食材も扱っています。

WAKEAI(ワケアイ)

WAKEAIは、コロナ禍で大量に在庫を抱えてしまった食品関係会社などが、手ごろな値段で出品する通販サイトです。さらにWAKEAIフードバンクでは、ひとり親家庭への食材の支援をしています。

うまいもんドットコム

うまいもんドットコムは、NO-FOODLOSS PROJECTの推進を表明して実行しています。学校給食になるはずだった余った食材などを積極的に販売した実績があります。

家庭でできることから、フードロス問題に取り組もう

フードロスは日本のみではなく、世界的な問題になっています。普段から調理や購入手段など意識することで、家庭でもフードロス対策をすることが可能です。適量の食材を把握し使い切るなど、まずはできることから始めてみましょう。
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