一般的な12星座占いで用いられる「生まれ星座」はあなたが生まれた日に太陽が位置していた星座・太陽星座を指します。
星占いのベースとなっている占星術では、主に10個の天体を扱うため、ここ何年かで「月星座」が知られるようになってきましたが、同じように「金星星座」もあるのです。
金星=ヴィーナスは、ローマ神話の愛と美の女神の名前。
地球から最も明るく見える惑星である金星は、美しく女性的な輝きを持つその女神と同一視され、感受性・魅力・美的感覚・芸術・金銭・物質などを象徴します。
愛するもの、好きなもの、心地いいこと、満たされること……。
どんなことに楽しみや喜びを感じ、なにに美しさを感じるか。
それはお金やモノとの関係、好きなファッションや持ち物、インテリアにも表れます。
また金星星座は愛情表現の仕方や恋愛の傾向にも表れ、女性の場合は本人の女性的な魅力、男性の場合は惹かれやすい女性のタイプがわかります。
金星の軌道上で地球と重なるポイントを線で結ぶと、美しい星型=五芒星が描かれます。
私たちが普段から目にして何気なく使っている☆マークは、実はヴィーナスが天空に描く形なのです。そう思うとなんだか宇宙との繋がりが身近に感じられますね。