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今、注目されるライブコマースとは?仕組みや市場、成功事例も合わせて紹介

今、注目されるライブコマースとは?仕組みや市場、成功事例も合わせて紹介

2021.06.01

ライブコマースとは、動画配信を見ながらオンラインで買い物ができる販売形態のこと。コミュニケーションを取りながら商品を見ることができ、まるで店頭に行ったような「臨場感」も持ち合わせた正にハイブリッドなビジネス形態でもあると言えます。今回はライブコマースの意味や仕組み、特徴、成功事例などを交えながら解説します。

ライブコマースとは

日本でも徐々に注目されはじめている、ライブコマース。今後急拡大が見込まれているビジネス形態です。ここでは、ライブコマースの概要や仕組みについて説明していきます。

ライブコマースの概念

ライブコマースとはライブ動画を配信し、商品を紹介して購入してもらうという販売の形態のことを指します。ECサイトにライブ配信の動画をプラスしたようなもので、テレビショッピングに双方向性が加わったイメージです。有名なインフルエンサーやテレビタレントなどが起用されることも多く、話題性が高まっています。

ライブコマースの仕組み

専用のプラットフォームや自社のECサイト、SNSのアカウントなどでおこなわれるライブ配信。配信コンテンツを経由し、気軽に商品やサービスを購入できる仕組みで、視聴者はタイムリーに配信者に質問したり、欲しいと思えばすぐに商品を購入したりできます。

ライブコマースの3つの特徴

今までにはないサービスを提供してくれる、新しいビジネス形態として高い注目を浴びているライブコマース。ここでは、ライブコマースの3つの特徴について解説します。

① ライブ感のあるコミュニケーション

配信者と購買者は、ライブ配信中にタイムリーにコメント欄を使用してやり取りが可能です。一方通行ではないやり取りが、まるで店舗に行ったようなインタラクティブな体験を提供。インタラクティブとは対話といった意味で、ユーザーがパソコンの画面を見ながら、対話をするような形式で操作する形態を指しています。このコミュニケーションが購買体験を向上し、まるで店舗で購入したような感覚を与えてくれます。

② タイムリーに疑問や不安を聞くことができEC特有の不安を解消

使用感や質感がわからないといった、EC特有の不安を解消してくれるライブコマース。ライブ配信中でも質問が可能で、手元にないと分からないようなことも聞くことができます。例えば生地の質感や着心地、サイズ感など。他国では偽物が市場に流通することも多く、商品が本物であるかどうかの判断材料になっています。

③ 商品へのアクセスから購入までがとてもスムーズ

商品のすぐ下に詳細ぺージを配置し、簡単なページ構成となっているライブコマース。操作性の高さや閲覧性の悪さがない流れとなっています。購買者は、複雑な手続きなどで買い物が中断されると、購入意欲が下がります。ライブコマースは、商品を見てから購入まで至る流れがとてもスムーズなのも特徴です。

ライブコマースの市場について

注目度の高いビジネスモデルであることから、ライブコマースは世界各国でその市場を拡大させており、近年日本でもその認知度は高まりを見せています。その中でも特に市場を拡大、し大きく成功しているのが中国です。ここでは、ライブコマースにおける日本と中国の市場について紹介します。

日本でのライブコマース市場

日本へライブコマースが浸透しはじめたのは、2017年頃と言われています。現在は徐々に増えてはいますが、中国に比べるとまだまだ普及していないのが現状です。しかし、2020年の感染症拡大はライブコマースにとって追い風となっており、非接触で商品が購入できるEC販売に注目が集まっています。多様化する消費者ニーズに対応できると期待されているビジネス形態です。

中国でのライブコマース市場

ライブコマースを通した買い物がポピュラーな中国では、その多くがインフルエンサーを使って商品のPRを行っています。世界最大級のECモールでもある淘宝(タオバオ)も参入し、あらゆるアイテムがライブコマースで購入可能です。ライブコマース市場で主に取引されているカテゴリーはファッションや美容関連。しかし最近では今までなかった生鮮食品のライブ配信も始まっており、さらなる飛躍が期待されています。

ライブコマースを成功させるためのポイント

ライブコマースを活用した企業が増えている国内。ライブコマースは時代にマッチしたビジネス形態と言えるでしょう。ここでは、ライブコマースをより成功させるためのポイントを紹介します。

企業のイメージを大事にした配信者を選定する

ライブコマースで最も重要なことは、配信者の選定です。多くの人を集められるタレントやインフルエンサーの起用や、自社の社員で行うことが多く、企業のイメージに直接つながる配信者は非常に大事な存在です。また商品の購入につなげるためには、商品に対しての熱量知識があるかも重要。もし社員を起用するなら、商品についての理解があり説明し慣れている人を担当にするのが良いとされています。

ライブコマースで宣伝する商品の種類を理解する

ライブコマースには、向いている種類の商品と、向かない種類の商品があります。ライブコマースとの相性が良いのは、服や家電、コスメ・香水・美容など。反対に向かないのは健康食品や、ターゲットの年齢が高い商品。その理由は、健康食品の効果を実感できるのに時間がかかるためです。またライブコマースは、若い世代を中心に知られている形態なので、年配者に知名度が低いのが課題と言えるでしょう。

視聴者が楽しめるようなコンテンツ作りをおこなう

配信自体を楽しみにし、見にいきたくなるためのコンテンツ作りも重要です。もちろん面白ければリピーターの獲得になり収益が望めます。商品の宣伝だけでなく、エンタメ要素を取り入れてみましょう。例えば、複数の配信者でコラボをしてみたりイベントの開催なども必要です。週に1度くらいの配信をしている企業が多く好まれる傾向にあり、短すぎても長すぎても良くないとされています。また配信の時間は1~3時間ほどがベストとされています。

今売れている国内のライブコマースはこれ!

まだ市場を拡大していない日本でもライブコマースを導入し、大幅な売上アップにつなげた企業もあります。今後、益々利用を始める企業が増えとも言われているライブコマース。ここでは、今日本で盛り上がりを見せる国内での成功事例を紹介します。

アパレルのライブコマース・ベイクルーズ

2020年5月よりライブコマースの配信を導入しているベイクルーズ。新作アイテムやスタイリングの提案をライブコマースで行い、サイズや質感、デザインについての質問が、視聴者から多く寄せられています。またアプリをダウンロードするなどの手間がないのも人気の理由で、多くの人を取り込む要素となっています。ライブ配信終了後、1週間は動画を見ることができ、多くの人が視聴できるようにしている点も特徴です。

化粧品やコスメのライブコマース・資生堂

2020年7月から、国内でライブコマース配信をスタートした資生堂。美容部員が化粧品の特長や使い方をライブコマースで説明し、同時に質問などにも答えています。実は資生堂は、中国でのライブコマースを先に始めていました。ライブコマース効果で売上アップを実現しており、日本でも配信する運びに。今後はカウンセリングの実施やさらなるブランドの拡大も予定しており、非接触型のサービスとして注目を集めています。

国内旅行初のライブコマース・Trip.com

国内旅行業界初の取り組みとなったTrip.com。日本のホテルの「先行販売ホテル」をライブコマースで販売し、話題です。ライブ配信中に、なんと26軒中5軒のホテル商品が完売。売上は7,300万円超とも言われており、7万回以上の視聴回数となりました。いつか早く旅行に行きたいユーザーの想いを反映し、その思いがうかがい知れる結果となりました。

新しい生活様式に即したライブコマースは要注目!

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、非接触型のサービスとして注目が集まっているライブコマース。新しい生活様式に即した接客方法として、ライブコマースはより一層広がりをみせていきそうです。今後ライブコマースを積極的に活用していくのであれば、ポイントを押さえて導入を模索してみてはいかがでしょうか。
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