
生理中は痩せないって本当?ダイエット効果を上げる5つのポイント
2022.05.25
生理中は食欲が増加し、脂肪も燃焼しにくい時期。とはいえ、体重をキープしたい・痩せたいとダイエットに励む女性もいるでしょう。しかし、無理なダイエットは生理や身体に影響を及ぼすとも言われています。この記事では、痩せやすい時期や生理中にダイエットするときのポイント、生理痛緩和のセルフケアなどを解説します。
INDEX
- 生理前から生理中は痩せにくい
- 食欲が増しやすい
- 身体が燃焼しにくい
- 情緒不安定になりやすい
- 生理後2週間はダイエットに最適な時期
- ダイエットに効果的なホルモンが増加する
- 運動やトレーニングの効果が出やすい
- 食事制限やファスティングの効果も期待できる
- 生理中にダイエットするときのポイント
- 身体を冷やさない
- 運動は軽めにする
- 鉄分を多めに摂取する
- 食事制限はしすぎない
- 無理なダイエットが身体に及ぼす影響
- 筋肉量が減って痩せにくくなる
- 肌や髪がボロボロになる
- 生理が止まってしまう
- 生理痛が辛い人向け!セルフケアの方法
- 血行改善につながるストレッチをする
- 身体を温める飲み物を取る
- 身体に必要な栄養素を取る
- 生理中のダイエットは、無理のない範囲でおこなおう
生理前から生理中は痩せにくい
生理前は食欲増大やむくみによって、体重増加に悩む女性もいますよね。一般的には、生理の約1週間前から痩せづらいと言われていて、その他にもさまざまな症状に悩まされることも。ダイエットをするときは、生理周期を意識することで効果が出やすくなると言われています。ここでは生理前から生理中がどのような時期かを紹介します。
食欲が増しやすい
生理1週間前から生理が終わるまでの期間は、プロゲステロンという女性ホルモンの影響で、水分や栄養を溜めやすい身体になっています。そのため、この時期の女性の身体は食欲が増すように作られているのです。
身体が燃焼しにくい
この時期の女性の身体は、妊娠に備えて栄養や脂肪を溜め込むため、脂肪も燃焼しにくいです。無理に運動しても、あまり効果が出ないのはこのためなのです。
情緒不安定になりやすい
さらにこの時期の女性は、ホルモンバランスの乱れによって自律神経に不調をきたしやすいと言われています。イライラや落ち込みやすいなどの症状が出ることもあり、ダイエットもスムーズには進みにくいようです。
生理後2週間はダイエットに最適な時期
生理前から生理中は、ダイエットにあまり適していない時期です。「では、ダイエットに適している時期はいつ?」と疑問に思いますよね。それはダイエットをサポートするホルモンが増加し、効果を実感しやすい生理後2週間と言われています。ここでは生理後2週間がどのような時期なのか解説します。
ダイエットに効果的なホルモンが増加する
生理後2週間は、エストロゲンが増える時期。エストロゲンは、ダイエットに効果的なホルモンと言われています。食べ過ぎの防止、内臓脂肪や悪玉コレステロールの減少、筋肉量を保つ働きなどを期待できます。さらに代謝を良くする効果もあるため、少しの運動でも脂肪燃焼につながるのです。
運動やトレーニングの効果が出やすい
運動は、この時期にするのが最も効果的とされています。スクワットや腹筋、背筋などの筋トレで脂肪燃焼に努めると良いでしょう。普段運動していない人は手軽に始められる、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。
食事制限やファスティングの効果も期待できる
糖質制限や、ファスティングなどの断食も効果を実感しやすいのがこの時期です。特にファスティングは、ダイエットだけでなく代謝アップ・整腸・美肌などのデトックス効果も期待できるので、おすすめの方法です。
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生理中にダイエットするときのポイント
生理中もダイエットを続ける場合、無理をしない程度におこないましょう。運動するにしても軽めにし、食事制限もストイックにしないようにしてくださいね。特に生理中は鉄分が不足しやすいので、意識的に摂取することも大切。ここでは生理中にダイエットするときのポイントをわかりやすく解説します。
身体を冷やさない
生理中は、普段よりも身体を温めるように意識することが大切。身体を温めると子宮の筋肉が緩み、生理痛の改善も期待できます。レッグウォーマーなどを使って、身体を温めるのも良いでしょう。
運動は軽めにする
生理中でも軽めの運動や筋トレするのは大丈夫。普段から取り入れている運動や筋トレを続けると、体重キープにもつながります。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、血行促進の効果があるので、無理のない程度におこなってみましょう。さらに、運動することはストレス解消にもなりますよ。
鉄分を多めに摂取する
生理中は特に鉄分が不足しがちになるので、意識して摂取するようにしましょう。鉄分は食事からの摂取がおすすめ。レバーや赤身の肉類、ひじき、わかめ、のりなどから摂取できます。その他にも、ほうれん草やプルーン、ごま、きなこなどにも鉄分が豊富に含まれています。
食事制限はしすぎない
生理前の食欲増加は、生理が始まることで少しずつ落ち着きます。決まった期間だけなので、極端な食事制限をするのは避けてくださいね。食事量を減らすときは、継続してできる量にしましょう。
無理なダイエットが身体に及ぼす影響
厳しい食事制限など無理なダイエットは、生理不順の原因に。さらに、肌荒れや体型崩れを引き起こすこともあります。ここでは無理なダイエットが身体にどのような影響を及ぼすのか解説します。
筋肉量が減って痩せにくくなる
オリジナルの方法でダイエットを進めている人もいるでしょう。しかしダイエットは正しい方法でおこなわないと、効果を得にくいものです。痩せるために必要なのは、基礎代謝をあげること。基礎代謝は筋肉量によって決まるので、人によって違います。過度に食事を制限するようなダイエット法は筋肉量が低下し、逆に痩せにくい身体になってしまうので、注意してくださいね。
肌や髪がボロボロになる
ダイエットを始める理由の1つが、きれいになりたい思いからではないでしょうか。しかし無理なダイエットは肌や髪に悪影響を与え、理想としている美しさから離れてしまうこともあります。極端な食事制限は体内の栄養が不足し、肌の乾燥やたるみを引き起こします。さらに髪にも栄養がいかず、パサパサのツヤのない髪に悩まされることも。カロリーを制限する場合には、栄養バランスへの配慮が必要です。
生理が止まってしまう
生理は卵巣から出る女性ホルモンによって、毎月決まった周期で起こるようにコントロールされています。ダイエットなどで脳が強いストレスを感じると、女性ホルモンの分泌が減り、無月経を引き起こすことも。急激な体重減少も、身体が妊娠に耐えられないと判断し、生命維持を優先して生理を止めてしまい、生理周期の乱れなどを引き起こしてしまう可能性もあるのです。
生理痛が辛い人向け!セルフケアの方法
辛い生理痛に悩まされている人もいますよね。生理痛は、骨盤内の血行が滞った状態。ストレッチで血行改善を促したり、身体を温める飲み物・食べ物を摂取したりすると良いでしょう。ここでは生理痛緩和に効果的なセルフケア方法を紹介します。
血行改善につながるストレッチをする
生理中は、普段より身体に負担をかけないことを意識しましょう。身体をいたわりながら筋肉をほぐし、血行を良くするストレッチがおすすめです。腰回しや骨盤揺らしは、家でも職場でも簡単にできるストレッチの1つ。ストレッチをするときは、無理をせず気持ち良いと思える範囲でおこなってくださいね。
身体を温める飲み物を取る
冷えも生理痛を悪化させる要因なので、身体を温めるようにしましょう。身体を温める効果のある、ジンジャーティーやカモミールティー、サフランティーなどのハーブティーを飲むのがおすすめ。ハーブティーが苦手という人は、身体の冷えを改善する効果が期待できるポリフェノールが含まれるココアも良いですよ。
身体に必要な栄養素を取る
生理中は、普段よりも栄養素が不足しがちに。特に鉄分不足になりやすいので、鉄分を多く含む肉類を入れた鍋料理にすると、効率よく鉄分を摂取できます。イソフラボンを含む豆腐を入れた味噌鍋などは、生理中の栄養不足におすすめです。その他には少量でも身体を温められる、しょうがを使ったスープも良いでしょう。
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生理中のダイエットは、無理のない範囲でおこなおう
生理中はいつもより身体が敏感になっている時期です。ダイエット中と同じような食生活をしていても、なぜか痩せないこともあるでしょう。しかし、この時期の身体は必要な栄養を蓄えようとしているので無理は厳禁。身体に影響するような無理なダイエットは、生理不順の原因になることもあります。自分の身体をいたわりながら、楽しくダイエットしてくださいね。